見極める
最近重視している言葉「見極める」。これは視野の広い状態でないとできない。
目にはカメラのズームのような機能もありますが、1点を見つめると視野は狭くなり、
レンズを引いてみると幅広く見えるようになります。
そして実際起きている問題をよく見ないで、パッと気が付いたことに心奪われ、頭だけで考えるとこれもまた視野が狭くなります。
直ぐに見える問題を見るのではなく、奥底に潜んでいる問題を一歩引いて見ることで、冷静な判断がしやすくなります。
お子さんに気になるところがあれば、お子さん自体を見ずに、視野の広い状態でじっくり見てみてください。
話は反れますが、こんなことを書いていると「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ。」というシーンを思い出しました。
そこまで反れてはいないかな?
同様に子供たちもどんぐり問題を解くときに、絵図を描き、頭で考えず、絵図そのもので考える(見極める)練習をしています。
問題を解くだけでなく、様々なことでも「見極める」能力が発揮できるようになると信じています。