u-tankids’s blog

文章題専門算数教室 うーたんキッズのブログです。日頃思うことなどについてゆっくり書いていきます。

自分の時間がないお子さんは

うーたんキッズを開いてから多くのお子さんたちを見てきましたが、ゆっくりとした自分の時間がないお子さんに落ち着きがない傾向にあると感じています。

子育ての本などでも読んだことがありますが、これは確かなことです。

 

習い事の多いお子さんは入学をお断りすることもあります。7月には既存のお子さんのスケジュールがハードで全くゆっくりする時間ないので、時間の必要性をお話しさせていただき、結果うーたんキッズを休学することになるお子さんもいました。

 

夏に習い事をかなり減らしたお子さんは9月に入り、今までとは違い、どんぐり問題を

じっくり色を付けて書くように変化していました。こういう時は嬉しくてたまりません。

 

先日も落ち着きのないお子さんに平日のスケジュールを聞いてみると毎日習い事で、そのうち週に2日計算塾に通っていると話を聞き、直ぐに親御さんに面談の提案をさせていただきました。小学3年生で現在計算塾では割り算の筆算を解いていました。

聞くと繰り下がりの引き算などもまだ未完成。ではなぜ計算塾に通い割り算なんて解いているのでしょう。子供に「算数嫌いなの?」と聞くと「嫌い」と答えます。

まだこのお子さんはできたい心を見せています。早く時間を作ってあげてくださいとお願いしました。計算問題に問題があれば私が見ますから、とにかく時間を・・・。

この子からは聞こえやすく「できたいよ!」という悲鳴が聞こえています。早く助けてあげたい!

 

それでもうーたんキッズに通っている子供たちは比較的に落ち着きがあるんだと夏休みに感じました。

夏休みは外部の方も参加できる工作イベントや夏期講習を開きましたが、外部のお子さんで、かなりの集中力のあるお子さんもいましが、多くのお子さんの工作の作業は雑で、面倒と感じ易く、適当に作っていました。

うーたんキッズの生徒は文章題を1問30分近くかかることもあるので、集中できるようになっているのでしょう。

 

子供たちに必要なものは自分の考えを工夫する時間。教えられたり、形ができたものを作ることは受け身の時間で、自分の考えを工夫する時間とは真逆になります。

 

今一度お子さんの日常を考えてみてください。