どんな子供に育てたいのですか?
テレビからの情報は大きいです。藤井聡太六段が幼少期に立体パズルで遊んでいたと聞けば、立体パズルが売れる。東大生の番組を見れば同じことをしたくなる。
そのような親御さんはそもそもどのようなお子さんに育って欲しいのかもう一度考えてほしいです。子供はその年齢にやるべきことがあり、そのやるべきことはその時にしかできないかけがえのない時間です。またその時期に目覚めさせてはいけない能力もあると思います。
子どもたちの感情を犠牲にAI(人工知能)ができることを身に付けさせることはやめなければなりません。小学1年生に九九は必要ですか?小学生に中学・高校の数学ができる必要がありますか。違和感ばかりが募ります。
学問・スポーツ・音楽・芸術様々な分野で同じく上手であっても感情を込められないものは上手で終わり。もちろん上手なことは凄いことではありますが、そこを目指すように仕向ける教育は誰しも望んではいませんよね。
12歳までは感情を潰さないことに丁寧でなければなりません。
子供は自ら楽しみを見つけ、その姿を見ていると親は子育てがいっそう楽しくなります。