u-tankids’s blog

文章題専門算数教室 うーたんキッズのブログです。日頃思うことなどについてゆっくり書いていきます。

お子さんは自分の考えを工夫する時間はどのくらいありますか?

昔は今ではできない遊びを多くの子供が遊んでいました。今同じことをすれば叱られてしまいます。多くの公園はボールやバットが使えない。遊具も危険なので減ってしまった。我が家の近くのある家のご主人は道にチョークで絵を描くことすら叱る。そんな時代になってしまいました。昔の子供たちは学校の授業から思考力を身に付けていたのは一部で、多くの思考力は遊びの中で養われていました。

自分で考え、工夫を繰り返し遊んでいました。写真は写真集『街から消えたこどもの遊び』からの1枚です。私もこのようなことや、高いところからジャンプしたり、滑って川に落ちてびしょびしょになって帰ることもありました。この時間で思考力が養われていた。昔は普通、しかし今の時代は遊び方や放課後の使い方が変わり、この自分の考えを持ち、その考えを工夫して活動する時間が極端に減ってしまった。更に習い事が多くなったことにより、遊ぶ時間が減り、指導者がわかっていなければ、習い事も教えてもらう受動的な時間になってしまいます。日々自分で考える時間が多ければ、考える習慣が身に付き、受動的な時間が多ければ教えてもらう習慣が身につきやすくなります。

もし、お子さんが直ぐに「わからない」「できない」と言う悩みをお持ちであれば、一度生活を見直してみてください。

 

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