u-tankids’s blog

文章題専門算数教室 うーたんキッズのブログです。日頃思うことなどについてゆっくり書いていきます。

正しい褒め方ほか

褒め方はとても大切です。テストで良い点数を取った・難しいことができた等子供を褒めるときにどんな褒め方をしていますか。

「すごい!」「すごいじゃん!」この褒め方であればいっそ褒めないほうが良いです。

子供はもちろん喜びます。しかしこれだけでは何がすごいのかはわかりません。どこがすごいのか説明がなければ、褒められたい一心で上を目指すことになりがちです。これで良いと思ってはいけません。

この時点で自分のために活動していません。親のためであったりします。こういうお子さんはプレッシャーに弱くなります。もちろんそのもの自体を楽しんでいるわけではないので、途中で挫折することにもなるでしょう。物事を楽しむ方法を知らずに育っていきます。

では、どう褒めれば良いのか。言葉を省略せず、「すごいね。・・・ができるようになったね。」等どこがすごいのか丁寧に説明することです。

 

話はちょっとズレますが、「ありがとう」「さようなら」等のお礼や挨拶の強要なども問題です。この問題もよく見受けられます。強要されているご家庭は毎回注意をしている気がします。何故言うのか意味がわからないのです。「楽しかった?」「楽しかった」「よかったね。じゃあ、お礼を言おうか。」など話すことができれば、感謝の気持ちがわかるでしょう。

 

まとめてもう一つ。私が注意をしている時、親御さんがお子さんを叱っている時に「ちゃんと目を見なさい!」と言われる方がいらっしゃいます。目を見なければいけないかどうかは、そのお子さんを見ればわかることがあります。反省をしているけど目を見ることができない時、心でわかっているのであれば、目を見ていなくても良いと思いませんか。

反省しているのに強制的に目を見させるのは脅しです。そこまで追い込むことはないでしょう。この叱り方で脅されたお子さんは親御さんが伝えたい内容も見えなくなります。ただ叱られた印象だけが強く残ってはります。

 

こういうことをしていれば、お子さんだけではなく、お子さんも親になった時に同じことを繰り返す可能性も高くなります。

 

私は後世に繋がる子育てをしていたいと心掛けています。場面場面で的確な対応を想像しながら子供と向き合っています。あっているかどうかは分からないところではありますが、間違えないよう気をつけています。

 

そんなに落ち着いていられないと思われる方も多いかもしれません。

でも子育てを楽しむ方法でもあります。

 

少しでも参考になれば幸いです。