u-tankids’s blog

文章題専門算数教室 うーたんキッズのブログです。日頃思うことなどについてゆっくり書いていきます。

質問はNG

お子さんがスポーツの試合・学校でテスト・試験を受けて帰宅すれば結果を聞きたくなりますよね。そして結果を聞いてませんか?

多くの親御さんが聞いているのではないかと思います。

悪い結果の時は聞かれたくないお子さんも多くいます。

良い結果の時は子供は聞いてもらいたくて仕方がなく勝手に話してきます。

しかし、いつも聞かれると良い結果でも話さなくなることもあるでしょう。

まず母に聞かれ、しばらくして父が帰宅するとまた聞かれ、答えるのも面倒になってもおかしくありません。もちろん親子関係がうまくいっていれば、悪い結果でも話すお子さんもいます。しかし基本的には聞かない方がいいでしょう。話してきたら、それはそれで子供からのサインなので、どんなサインか読み取り答えてあげると良いでしょう。

また結果を聞くということは結果を求めているよと言っているようなもので、

特に結果を大切にする子になるでしょう。そうなれば楽しむべきことも楽しむことができなくなります。

そして褒められたい子供、自分のためにトライできないプレッシャーに弱い子供になるでしょう。

大人でも聞かれたくないことはありますよね。子供では衝撃は更に大きくなります。

見守る姿勢が一番です。

教室でも授業終了後に親御さんが「今日はできた?」とお子さんに聞かれることがあります。私から子供たちに「答えはおまけ」と話しているのに、この一言で「答えはおまけ」ではなくなり、正解することに執着するようになり、結果文章題が嫌いになってしまいます。せっかく通っているのに台無しになってしまいます。

もしどうしても聞きたいときは「相手はどうだった。」「今日はどんなことをしたの。」など全体に対しての質問にしましょう。